講座コンセプト

「信託の理屈は分かった。

その先の実務を学びたい」という皆様へ

ビズアップ総研では、
民事信託に関する数多くの研修会を開催してきました。
信託セミナーをスタートした当初は、
「まずは基礎を学びたい」という声が多かったのですが、
最近は「基本は分かっているので、実務をどう進めるのか知りたい」
という声を頂戴することが増えています。

そこで、「信託がスタートするまでの実務」を突き詰めた、
民事信託の連続講座を開講します。

信託がスタートするまでの実務の流れとは?
1 初期面談 家族関係、資産状況等の
ヒアリング及び問題点を把握する。
2 信託スキームの絞り込み 適用できる信託スキームを選定する。
3 信託の設計・見積書の作成 で選定した各スキームの設計図を作り、
見積書を作成する。
4 信託の提案 で作成した設計図及び見積書を、
スキームごとに優先順位を付けて提示。
また、組成までのプロセスをご説明。
5 信託契約書作成 〜で決定した内容を
契約書に落とし込む。
6 家族信託の実行 公証役場手続、登記手続等を
経て信託をスタートする。

今回の講座では、特に〜の流れについて、とにかく演習を行って頂きます。
※以降の実務についても取扱いますが、メインは〜とお考えください。

1. 信託コンサルティングの手法をマスターする。

2. 信託を提案するための引き出しを増やす。

1. 信託コンサルティングの手法をマスターする。

民事信託スタートまでの実務(初期面談、問題点の整理、スキームの選択・設計、信託の提案、当事者への説明、信託の実行、実行後のアフターフォロー)を体験して頂きます。
また、信託をビジネス化する上で欠かせないコンサルティングフィーについても、河合先生が開発した「見積シート」できちんとお客様に説明する方法を伝授。先生が多数の信託に携わる中で培ったビジネスの進め方をお教えします。

2. 信託を提案するための引き出しを増やす。

あらゆるお客様のニーズに応えるため、信託スキームの “ 引き出し” を、徹底した実践ワークで増やしていきます。
「このようなケースではこの信託だ」という発想力を最大まで高めることが目標です。

この講座で取扱う信託スキームのほんの一部をご紹介

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講座の特徴

真剣に実務に取り組むプロ向けの講座です。

この講座は、何より実務をマスターすることに重きを置いています。したがって、一方的に
話を聞くだけの講義はほとんど行いません。
つまり、「信託に関するしっかりとした基本知識を持っている事」が参加の条件となります。

講座の特徴
  • 1

    講座の9割以上は、ケーススタディを用いた
    「信託スキームの設計演習」です。実務と同様の手順を、
    とにかく数多く体験して頂きます。

  • 2

    演習に用いる素材は、河合先生が過去に
    コンサルティングを手掛けた事例ばかり。
    実際のケースを使った演習なので、リアリティが違います。

  • 3

    会計事務所が信託にどう関わるべきか――。
    河合先生とタッグを組んで信託に取り組んでいる
    税理士を講師に迎え、そのビジネスモデルを公開します。

このような方はぜひご参加ください。
  • ・民事信託の基礎知識は修得したが、実務をどうすればよいか悩んでいる専門家の皆様
  • ・すでに民事信託に取り組んでいるが、自分のやり方で大丈夫なのか不安な専門家の皆様
  • ・相続や財産管理のコンサルタントとして活躍しているが、信託でコンサルティングの幅を広げたい
    専門家の皆様
  • ・他の事務所に先駆けて民事信託をサービスに取り入れたい税理士・会計士の皆様

講師紹介

現在、日本で最も民事信託に詳しい専門家が
コンサルティング手法を皆様にお伝えします。

講師からのメッセージMessage

民事信託という言葉も、ここ1年くらいで急速に広まり、認知度が大幅にアップしています。しかし、この言葉の本質を理解している専門家は少なく、その仕組みを完全に使いこなせるスキルを持っている人は数える程度です。 また、民事信託は、最近の法改正以降に出現したものですから、事例も少なく、裁判例なども皆無。「法的解釈」の積み上げがないため、活用に二の足を踏んでいる専門家も多いのではないでしょうか。
このような状況を受けて、税務・会計や法務の専門家が、現場で民事信託を活用するためのスキルが身に付けられる講座を開催することにしました。基本的な知識は理解していることを前提に、「家族信託活用チェックシート」による問題点の整理と信託スキームの選定、「概算見積ヒアリングシート」「家族信託説明書」「家族信託設計図」などを使ったコンサルティングの進め方を、演習形式で学んでいただきます。 多くのお客様の願いや想いを実現したいプロフェッショナルの皆様は、ぜひこの講座に参加し、民事信託を使いこなしていただきたいと思います。

講師略歴Profile

司法書士法人ソレイユ 代表社員・司法書士
河合 保弘 Yasuhiro Kawai
平成5年、司法書士登録。同25年に司法書士法人ソレイユを立ち上げる。予防法務とリスクマネジメントを専門とし、個人の財産管理のための民事信託や遺言等の設計などを主業務としている。
近年は講演と出版にも注力し、出版は25冊以上、講演も年間100回近くに上る。企業再建・承継コンサルタント協同組合(CRC)常務理事、宮城県亘理町観光親善大使。
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講座プログラム

第1回
9月21日(水) 10:00〜17:00
第2回
10月4日(火) 10:00〜17:00
第3回
11月2日(水) 10:00〜17:00
第4回
11月22日(火) 10:00〜17:00

第1回

基本構造の復習とコンサルティング実務の進め方

  • ライフステージと財産に関する悩み
  • 家族信託の登場人物と役割
  • 改正信託法で認められた新たな仕組み

    遺言代用信託、受益者連続型信託、自己信託、事業信託

  • 改正信託法で認められた新たな登場人物

    受益者代理人、受益者指定権者、信託監督人

  • 家族信託の5大機能
  • 家族信託コンサルタントの心得

ワーク

  • 初期相談から組成までのプロセスと実務の整理

    プロセス 初期相談と事案内容の把握/プロセス 問題点の抽出/プロセス 適用できるツールの提示/プロセス 報酬や実費の見積もり/プロセス 登場人物の決定と面談/プロセス 家族信託組成の意思決定/プロセス 「設計図」の提示/プロセス 関係各所との交渉/プロセス 家族信託契約の締結/プロセス 登記等の諸手続/プロセス 家族信託の運営管理

  • 「家族信託説明書」を使った説明の仕方

    当事者および家族関係者への説明/費用の伝え方/家族信託に関する知識の少ない専門家へ の説明/金融機関への説明、協力依頼

  • 家族信託の運営管理

第2回〜第4回

ケース別 コンサルティングの実践ワーク

  • 個人による活用事例

    認知症対策信託/配偶者認知症対策信託/承継者指定型信託/実家売却信託/金銭贈与信託/処分権委託型信託/財産管理権分離信託/障がい者等支援信託/生活再建支援信託/承継者選択型信託/遺留分給付型信託/遺留分対抗型信託/家督承継信託/遺言機能包含型信託/共有状態解消信託/疑似隠居信託/海外投資対応用信託/受益権流通型信託/永代供養信託/ペット信託/夫婦財産契約型信託/ハッピー・マリッジ信託(入籍型)/ハッピー・マリッジ信託(非入籍型)/遺言信託/自己信託

  • 経営者による活用事例

    議決権集約信託/BCP対策信託/会社使用財産保全信託/経営者隠居信託/後継者育成型信託/黄金株代用信託/受益者指定権活用信託/事業レスキュー信託/M&Aトライアル信託/譲渡担保信託/法人投資対応用信託

基本事例に基づく設計書の作成ワーク

  • 家族信託設計図の作成と説明

    表紙/相談者の希望と周辺の状況/家族信託以外の方法を利用した対策/家族信託を活用した設計スケッチ/家族信託を活用するメリット/事案に即した家族信託の構造の説明/状況の変化に応じた今後の展開に関する説明

  • 家族信託契約書案の作成と説明

    信託の目的/信託の目的財産/信託不動産の管理・運用および処分の方法/信託金銭の管理・運用および使用の方法/追加信託/委託者兼当初受益者の身上監護への配慮/委託者の死亡後の委託者の権利/受益者/受益権/受益権の内容/受益権の処分の制限/契約の変更/受益権証書の不発行/受託者に対する報告請求権/信託の終了/信託終了後の残余財産の帰属/残余財産の引渡しの方法/清算受託者の最終の計算の免除/契約に定めのない事項/信託財産目録

会場 大阪研修センター 十三 会議室B
(大阪府大阪市淀川区十三本町1-12-15 ドルチェヴィータファースト3F)
受講料 1名様につき
324,000 (税・テキスト代込み)
ビズアッブ総研会員価格
270,000 (税・テキスト代込み)
  • 「信託コンサルタント養成講座」は全4講座となります。1講座のみの参加はできません。
  • 講座開催2週間前までに、受講票と請求書をお送りいたしますので、ご受講料は事前にお振込み願います。

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