信託コンサルタント養成講座

初学者から中〜上級者まで、幅広い専門家を対象とした
専門家養成プログラム!!

信託コンサルタント養成講座は、「何処にでもある生前対策事例への信託による対応」から、
「多くの専門家が経験されたことのないような困難事例」までを題材に、
信託初心者は信託の趣旨を理解するため、信託経験者はさらなるスキルアップを目指すための養成プログラムです。

Point 1

認知症対策の「福祉型信託」からハイレベルな「受益者連続型信託」まで、
20を超える最新スキームの活用法を解説。

現在活用されている民事信託のほとんどは、認知症対策の「福祉型信託」ですが、本講座では、受益者連続型信託、事業承継信託、自己信託による資金調達など、高難度な信託スキームにまで言及する内容です。しかし、信託の基礎を理解することにより、あらゆる信託の機能をフル活用できるようになります。

Point 2

現場で遭遇した数々の案件に、河合先生はどう対処したのか!?
その驚きのテクニックを大公開!

全36事例を通じて、様々なケースにおける対処法を検証していきます。経験者の方にも興味を持って受講していただけるよう、多数のリスクを内在する高難度な事例もご用意しましたので、ご期待ください!

ケーススタディのご紹介
  • 資産家の単純な認知症対策から始まって、多岐に広がっていく事案
  • ペット信託®から始まって複雑な資産承継の大型案件に繋がる事案
  • 海外移住、行方不明、養子と離縁など複雑な家族問題が絡む事案
  • 会社経営者の離婚再婚問題から「脱・相続」を実現するまでの事案
  • 一般社団法人や種類株式などを駆使するドラスティックな事業承継事案
Point 3

「信託+α」で信託の収益化の
ハイレベルな活用法&信託を収益化するポイントを伝授。

信託は、単独でも相続や資産承継の課題を解決できる優れたツールですが、生命保険や一般社団法人、種類株式、成年後見制度など他の制度やツールと組み合わせることで、より強力な力を発揮します。この講座では、河井先生だけが実践している、信託と他のツールを組み合わせた高度なスキームの活用法を大公開!また、信託に生命保険を組み込むことで収益を最大化するポイントを、実例を使って詳しく解説します。「信託コンサル」がなかなか収益化できないとお悩みの方に必見の内容です。

ケーススタディをメインに進行する講座の流れをご紹介!

この講座は、初日から最終日までケーススタディ演習形式で進行し、その合間で信託法の理論や周辺知識なども併せて学習していきます。
次のような事例について、資産管理・承継対策の立案から信託契約書の作成まで、信託を組成する一連のコンサルティング実務を実際に経験していただきます。

事例
  • 相談者は帯広義雄さん(47歳)。特に法律に詳しい訳でもない一般人で、知人を通しての紹介で、一般的な「親の相続の相談」をしに来られた。
  • 義雄さんの父の帯広兼蔵さん(74歳)は、不動産や上場株式への投資が好きで、様々な財産を所有しており、今は自分で管理しているが、義雄さんはその詳細な内容を把握できていない。
  • 兼蔵さんには、長男の義雄さん以外に、次男の勝次さん(40歳)が居るが、独身で遠くに離れて住んでおり、兼蔵さんは主要な財産を義雄さんに承継したいとの考えである。しかし、勝次さんにも最低限の財産は渡しても構わないと思っている。
  • 義雄さんには幸子さん(45歳)と子優馬さん(16歳)がおり、兼蔵さんは、もし勝次さんがずっと独身なのであれば、将来は優馬さんに財産を承継させたいと思っている。
  • 兼蔵さんは、体はとても元気だが、1年前に妻を亡くして以来、物忘れがひどくなってきており、そろそろ税金対策を含めた相続の準備が必要なのではないかと、義雄さんは心配している。

01初期相談とヒアリング

「信託活用チェックシートの活用」「概算見積ヒアリングシート」という2つのシートを使い、クライアントが抱える財産管理・承継の課題を洗い出します。また、シートから得た情報が不足している場合を想定し、追加でヒアリングする事項を考えていきます。

02対策の立案と選択肢の提示

ヒアリングで得た情報を整理整頓し、信託を使わない方法も含め、考えられる対策をピックアップし、各対策のメリットやデメリットを検討します。
また、信託を活用した方が有利なケースでは、信託を活用する優位性を、他の対策と比較しながら分かりやすく説明する方法を学習します。

03信託設計書の作成&提示

これまでに得られた情報を組み合わせて、実際に信託設計図を作成します。また、作成した設計図を基に、クライアントにスキームをご説明するポイントも学習します。

04緊急事態が発生!!!

ここでは、信託の現場でよくある「緊急事態」について、状況変化後の追加作業や対応術を学びます。一般的な信託実務のセミナーではなかなか聞くことができない、非常に貴重な内容です。
例えば…クライアントに兄弟がいたことが判明。クライアントの病状が悪化し、危篤状態に。
「信託なんか、専門家に頼まなくても自分でできる!」と言い出した。など

05信託契約書の作成

ここまでの過程を経て、いよいよ信託契約書の作成演習を行っていきます。信託法における「別段の定め」が必須となる条項に重点を置き、実際に記載すべき内容を検証・作成していきます。

06その他の実務(登記原因証明情報/登記申請書の作成、税務の確認)

信託の設定に欠かせない「登記原因証明情報」「登記申請書」の作成実務をマスターすると共に、事例ごとに税務(所得税、法人税、各流通税、固定資産税等)を検証します。

07アフターフォロー

受託者に対する「受託者業務の指導」や、信託計算書など確定申告に必要な手続きに関する指導、状況に何らかの変動があった際の対応などを学びます。

講師紹介&講師メッセージ

講師紹介
信託の基礎から提案・設計・契約・税務・アフターフォローまで、
個人間信託のノウハウをワンパッケージで公開します。
よ・つ・ば親愛信託総合事務所 司法書士
河合 保弘 先生

中小企業総務部、医療法人理事などの経歴を経て、平成5年司法書士登録。
開業以来一貫して予防法務とリスクマネジメントを専門とし続け、時代の要請に応じて遺言、種類株式、事業承継、企業再生などを主業務としてきたが、信託法改正以降は信託制度に着目、親愛信託®の組成支援、関連する講演と出版に特に注力しており、出版は25冊以上、講演実績は通算1,000回を超える。現在はオンライン限定で活動中。

Message

我が国では民事信託や家族信託と呼ばれる「個人間信託」は年々普及しているようです。
私は信託法改正直後から、Living Trust と呼ばれるアメリカ型の信託の研究と、
我が国における個人間信託の普及に努めてきており、この分野の草分けの一人であると自負しております。
しかしここ数年、ある訴訟の判決に関する誤った情報が流布していることもあってか、
専門家の間での個人間信託の普及は停滞気味となっており、
また一般人の間では「家族信託=認知症対策オンリー」との認識に固まりつつあり、
百科事典などでも「家族信託=認知症対策」と書かれていることは、とても遺憾に思います。
本講座では、現行信託法の正しい解釈をベースにした、
認知症対策に限定せず幅広く信託を活用する考え方として「親愛信託」という名称を使用しています。
私が10年以上にわたって積み重ねてきた信託に関する実務ノウハウと構築してきた理論、
そして遺言や死因贈与、一般社団法人、種類株式などの関連知識も惜しみなく公開しながら、
実習なども含めて、個人間信託を完全に理解していただくための講座としたいと思っております。
是非ともご参加ください。

河合保弘先生が、
皆さまのスキルアップを
フルサポート!!

特典 1超貴重!河合先生によるオンライン無料相談

信託のコンサルティングにおいて分からないことや困っていること、講座の中で分からなかったことなどをご相談できる、個別のオンライン相談を受けることができます。先駆的なスキームを編み出してきたパイオニアから直接指導を受けられる貴重な機会です。
※無料相談の受け方は、講座の中でご案内いたします。

特典 2受講生の皆さまで講座をカスタマイズ!

講座開催期間中、河合先生に何度でもご質問をしていただくことができます。
受講中またはメールでお寄せいただいた質問は、河合先生が回答をご用意し、
次回の講座の中で詳しく解説!皆さまの知りたいこと、
聞きたいことをぜひリクエストしてください。

講座プログラム
(全4回/全日10:00〜17:00)

第1回/2024年2月21日

「信託」に関して様々な解釈や捉え方が存在することを踏まえ、
信託と相続の歴史や世界の状況なども考えながら、
Living Trustの原点に還って、基本的な仕組みや考え方を共有します

  • 本講座の目的と内容説明
  • 「親愛信託」の意味と考え方
  • 信託と相続の歴史と世界の状況
  • 信託の基本的な仕組みと理論
  • 相続&後見等現行制度の問題点
  • 「ある判決」に関する誤解と思い込みを解く
  • 親愛信託の六大機能の解説
  • 各分野専門家の協働の必要性
  • 親愛信託組成のプロセス
  • 基本事例1(認知症対策等の財産管理系信託)の実習
  • 基本事例2(基本的な資産承継系信託)を宿題として出題
第2回/2024年3月6日

信託の専門家として依頼者からの各種相談に応じられる知識を得ると共に、
相談の中から導き出される課題抽出のスキルを磨きます

  • 宿題の発表と解説
  • 財産管理、資産承継、事業承継の考え方
  • 親愛信託活用チェックシートの使用法と解説
  • 親愛信託設計図の作成法と解説
  • 基本事例3(やや応用的な資産承継系信託)の実習
  • 顧客への説明演習
  • 金融機関等への説明演習
  • 他の専門家への説明演習
  • 一般社団法人、一般財団法人の基礎知識
  • 応用事例1(かなり複合的な資産承継系信託)を宿題として出題
第3回/2024年3月22日

実際の信託設計、途中の事態変化への対応、
そして各種の事態変化に耐えられる内容の契約書作成実務を体験していただきます

  • 宿題の発表と解説
  • 応用事例1の分析と解説
  • 信託契約書と登記手続きの解説
  • 契約書等の作成実務演習
  • 信託と税務の関係
  • 会社決算書から見る信託
  • 事業承継の考え方と信託の応用
  • 種類株式と属人的株式の基礎知識
  • 応用事例2(基本的な事業承継系信託)の実習
  • 総合事例(中小企業オーナー一族の総合的承継対策)を出題
第4回/2024年4月3日

本講座の仕上げとして、財産の種類も多く価額も大きく複雑な案件を、
途中での事態変化への対応も含めた、総合的実務として体験していただきます

  • 新しい種類の親愛信託活用法いろいろ
  • 今後の展望など
  • 総合事例の注意点と分析法
  • コンペ形式での事例解析疑似体験
  • 最終形の発表
お申し込みについて
受講料(税込)

1事務所2名様まで

275,000

ビズアップ総研会員様特別価格(1事務所2名様まで)

242,000
  • 「信託コンサルタント養成講座」は全4講座となります。1講座のみのご参加はできません。
  • 講座開催2週間前までに請求書をお送りいたしますので、ご受講料は事前にお振り込み願います。
本講座は「Zoom による
オンライン研修」となります!
インターネット環境とパソコン、マイク、スピーカー、WEBカメラがあれば
どこからでもセミナーにご参加いただけます!

※お申し込み後、ZoomミーティングID・PW、Zoomマニュアルを約1週間前までにe-mailにてお送りいたします。

※講義の録音・録画はご遠慮願います。 ※Zoomのカメラ機能はオンの状態でご参加をお願いいたします。

※ZoomおよびZoom(ロゴ)は、Zoom Video Communications, Inc.の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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