ライバルとの比較・業界内でのポジショニング・市場での立ち位置などを分析しながら戦略計画を立てていきます。今まで考えたことがなかった自らのポジションを明確化し、自事務所を客観的に分析することで環境の変化にも柔軟に対応で
きます。
この講座で、勝ち続ける事務所を
目指しましょう!
強みを活かせ!という言葉があります。皆様の事務所の強みは何ですかと聞かれたとき、明確に言葉として表現できますか?御堂筋税理士法人の強みは、「個性派税理士コンサルタント集団」です。悩んで悩んで悩み続けた後に出てきた言葉は、真の強みとなります。
皆様の事務所の強みを探す旅に出
てみましょう!
「先生だけが幸せになる計画」ではなく、組織メンバー全員が幸せになれる計画を策定できれば、事務所の方向性に悩むことはありません。
メンバー全員で取り組んで作り上げた組織の強みは簡単に真似できません。これを「持続的競争優位性」と定義します。
「持続的競争優位性」を目指す計
画を策定しましょう!
「実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は無謀である(ピーター・ドラッカー)」
この言葉通り、机上の空論では、スタッフには通じません。反対に、実践しても言葉ではうまく表現できないこともあります。
理論と実践の両輪がうまく機能して初めてメンバー一体となった戦略計画が進みだします。
戦略計画というテーマについて理論背景はドラッカー理論を使用し、実践は皆様の事務所を題材に検討
していただきます。自事務所で実践することによって、お客様にも自信を持って提案できる第一歩となります。
会計事務所業界のみならず、これからの労働市場から優秀なメンバーを採用し、教育することは重要な
課題の一部になるのではないでしょうか。人材欠員が出たので採用するという採用方法で、この環境変
化が激しい時代に成長は望めるのでしょうか。
そこで、本講座では仮説戦略に基づき、自事務所の採用戦略、そしてキャリア開発についても検討を進めます。
戦略計画は永遠のものではありません。常にPDCAサイクルをまわしながら最適な行動ができるよう
に調整をしていく必要があります。講座の中では経営管理システムやコミュニケーションシステムなど、
戦略の見直しや微調整をしていくための仕組みも学んでいきます。この講座を受講することで何十年
にも渡って永続繁栄していくための体制や風土を築くことができます。
自社の戦略計画を構築することによって戦略計画策定ノウハウを吸収できるのは勿論ですが、自社が
実践してうまくいっている内容は抜群の説得力をもってクライアントにも提供することができます。
クライアントと一緒に戦略計画を立案し、そのクライアントが強い会社になるサポートサービスの
きっかけとすることができます。
「クライアントの真の社外取締役でありたい。」大阪府立大学卒業後、税理士小笠原士郎事務所
(現御堂筋税理士法人)に入社、10年間は税務業務、財務コンサルティング業務を中心に、その
後は税務業務全般と企業組織変革、営業チームマネジメントコンサルタントとして業務を遂行。
またセミナー講師としても三菱東京UFJリサーチ、大阪商工会議所等に登壇。ビズアップ総研でも
『御堂筋流・経営会議コンサルタント養成講座』が人気を博し、現在までに六期開催されている。
現在は、御堂筋税理士法人代表社員(CEO)として、組織のマネジメント業務も行っている。
御堂筋税理士法人が20年以上自社で使用し、お客様へは経営計画
策定セミナーの教材として使用し、ブラッシュアップされた最新版
のフォーマットで皆さんの事務所の戦略計画を構築します。
バリューチェーンで顧客の期待に応える
事務所の基幹業務に対する、顧客の期待を特定します。顧客の期待には、当然に満たして欲しい要因=衛生要因と、それがあれば感動するような要因=感動要因とがあります。
特に感動要因をしっかりと作り出すことが、バリューチェーンの顧客適合化の真髄と言えるでしょう。
スタッフのキャリア開発の体系
良い人材を採用するためには、良い人材が入社したくなる組織である必要があります。入社後どのようなキャリアステップがあるのか?どのような教育体系があるのかが、求職者が疑問に思うことと言われています。このポイントを押さえて、スタッフのキャリア開発の体系を作成します。
機能戦略の8つの目標を設定する
①マーケティングの目標 ②イノベーションの目標 ③サービスの目標 ④生産性の目標
⑤人事・人材の目標 ⑥財務の目標 ⑦組織発展目標 ⑧マネジメントの目標、の8つを
5〜10年で設定する。
戦略計画でまとめてきた主要な課題を抜粋し、3ヵ年にわたってどの年度でどのような
取り組みをしていくのかを考えます。
ここは、戦略計画から年度計画への橋渡しとなるので非常に重要です。
まず、成果の数字を決めなければなりません。
そこから、顧客の心理段階に従って、仮説のストック数、そして
フロー数を逆算展開していきます。この展開数値が月次のKPI項目となるのです。
月次PDCAのCAの計画です。事務所内にある、ミーティング・面談・会議を
すべてリストアップして、どのコミュニケーションの場で、何をチェックする
のかを事前に設定します。
このシートを全員で共有することによって、CAの強化を図ります。
日 程 | 講 義 内 容 | ||
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1. オリエンテーション&自己紹介2. 事業戦略計画とは何か?なぜ必要か?●企業と経営の全体像をおさえる ●めざすべきはリーダーシップのある企業 3. 事業戦略計画を立てる●計画倒れにならないように事業戦略計画を立てる ●なぜ事業戦略計画が計画倒れになるのか? 4. 事業のミッションと目的を定める●事業のミッションと目的の体系 ●ミッションと目的(経営理念)を考える 5. 戦略計画を立てる●事業戦略計画および戦略計画の全体像 ●事業戦略計画を立てる意義 ●戦略計画の全体構造とは
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1. わが社のバリューチェーンを戦略に適合させる2. マーケティングとイノベーションの戦略を立てる●マーケティングの取り組みの全体像 ●マーケティングとは何をめざすことか? 3. 具体的なマーケティング戦略で考えるべきこと●製品・サービスの内容(Product・Customer solution) ●価格のつけ方(Price・Cost)
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1. 組織をデザインする●戦略策定とバリューチェーン分析から組織をデザインする ●将来(3〜5年先)の組織を考える 2. 経営管理システムのあり方について考える●経営管理のコミュニケーションについて考える ●経営情報システムについて考える 3. 人材の採用と育成、風土づくりについて考える●人材課題を考える ●採用で差別化を図る ●人の配置とステップアップを考える
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1. 経理・財務の管理機能について考える●月次決算のスピードと利益の正確性を考える ●内部管理制度の向上課題を考える 2. 利益・資金予算を立てる●利益・資金予算の全体像 ●年度の利益予算 ●ABC予算作成のお奨め ●年度の資金予算 3. まとめ●中期の財務プランシミュレーション ●3〜5年の利益・資金シミュレーション
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1. 実行計画(年度事業戦略計画)を立てる●実行計画の全体像 ●前年度の事業戦略計画の達成度評価 ●事業戦略計画の概要 ●各部門の方針 2. 販売計画●販売の形態にフィットしたさまざまな販売計画 ●既存の顧客別販売計画の立て方 3. 目標管理シート(目標管理シート)●目標管理シートが確実な実行のためのツールとなる ●目標管理シートの立て方 4. 組織(図)●組織の組み立て方について ●一般的な組織図の描き方 ●部門の役割と目標を書き入れる 5. コミュニケーション・システム●経営におけるコミュニケーションの重要性 6. 年間スケジュール●年間スケジュールの必要性と効用 ●年間スケジュールの立て方 7. 事業戦略計画書の体裁と扱い●重要なようにつくることの大切さ ●具体的な体裁のポイント ●事業戦略計画書の普段の取り扱い
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1事務所2名様まで
432,000 円(税・テキスト代込み)
ビズアップ総研 第2セミナールーム
(東京都港区新橋1-7-1 近鉄銀座中央通りビル9階 日本ビズアップ内) ※2018年4月1日より名称変更(旧TH銀座ビル)